さいたま市の文化や芸術、表現活動における課題やトピックを掘り下げ、アーツカウンシルさいたまと一緒に調査研究を行うアソシエイト(調査研究員)を募集します。
定期的な研究会や外部講師を招いて行う公開研究会に参加いただきながら、研究テーマに沿って原則1年間、調査研究を進め、レポートを作成・発表していただきます。
ご応募をお待ちしております!
募集概要
1.内容
・毎月の研究会、年4回の公開研究会への出席
・市内等での調査の実施
・レポートの執筆
・発表会、中間発表での研究成果のプレゼンテーション など
2.募集人数
若干名
3.対象(応募資格)
次のいずれにも当てはまる方
・公立、民間を問わず、文化芸術支援の在り方、文化政策に関心がある方
・地域における文化芸術や実践者・団体への支援に関心がある方
・文化芸術に限らず自身の専門分野で論文執筆経験がある方
・任期満了まで自ら意欲をもって調査研究を行える方
4.研究テーマ
総合的な研究テーマ:「生活と芸術・文化」
“生活都市”さいたまにおける文化や芸術の働きについて広く研究していただきます。
具体的には以下の①~④から希望するテーマを選択し、ご応募ください。
①文化芸術とウェルビーイングやQOL
②文化芸術におけるNFTやAI等のデジタルコンテンツの活用と地域活性の可能性
③さいたま市の文化資源のアーカイブや市民と連携した文化資源の保存・活用等の方策
④自由テーマ
5.実施内容詳細(予定)
〔研究会〕
・月に1回程度開催(テーマ勉強会、PD・POとのミーティング及びディスカッション)
・アーツカウンシルさいたまアドバイザリーボードや有識者、関係者を招いた研修会など
※外部有識者を招いた研究会は一般にも公開予定です。
〔視察〕
・助成事業やその他アーツカウンシル事業の現場視察
〔成果発表〕
・報告会(中間報告、最終報告など)
・報告書(紀要を発行)
6.任期
2025年6月~2026年3月
※次年度の予算措置が認められた際には、任期2年間を選択できる可能性あり
7.研究謝金
180,000円(2025年6月~2026年3月の任期中の交通費、レポート執筆謝礼、調査費等を含む)
8.研究アソシエイト応募期間
2025年5月19日(月)必着
※応募に必要な書類等は、説明会にてご案内いたします。
9.説明会・公開研究会について
研究アソシエイトへ応募される場合は、説明会のご視聴が必須となります。
当日のご参加が難しい方は後日アーツカウンシルのWEB サイトをご確認ください。
【説明会・公開研究会#01】
日時:2025年4月25日(金)19:00~21:00
場所:RaiBoCHall(市民会館おおみや)集会室8
講師:プロジェクト・コーディネーター若林朋子
テーマ:「領域横断型文化政策の現状と展望」
定員:50名(無料)
お申込み:こちらをクリックしてお申し込みください(4月4日(金)10:00~受付開始)
10.その他
・ご提出いただいた応募資料等は返却いたしません。
・ご提出いただきました個人情報は、本研究アソシエイト募集にのみ使用いたします。
11.2023・2024年度研究アソシエイト実績
西田祥子
「『市民サポーター』がつなぐさいたまアートネットワーク調査」
さいたま国際芸術祭に「 市民サポーター 」 として参画している方々が、芸術祭の内外で興味深い活動を展開
されていることに関心を持ち、サポーターの方々の日々の生活や活動がさいたま国際芸術祭に関わること
で、どのように変化したか焦点を当てた調査と分析を行った 。
それにより、市民サポーターという存在が、地域社会においてどのようなネットワークを形成しているか、
さいたま市の文化基盤のひとつとしてどのような役割を担っていくことができるかを検証した 。
温盛義隆
「まちのアート系スペースの成立とその展開に関する研究~さいたま市における事例を通して~」
さいたま市における現在進行形のアート系スペース事例を研究対象とし、その成り立ちや建物の転用
プロセス(スペース主宰者の視点・想い)〜その後の展開、ネットワークに着目し、地域における文化芸術
活動の拠点がどのように誕生しどう展開していくか〜持続へ向けたキーファクターの抽出・検証をする
ものである。
今後さいたま市内でより多くの多様な”まちのアート系スペース”が誕生してくることも鑑みつつ、実際に市内
でスペースを始める際の参考資料としての有効性も期待している。
12.お問合せ先・応募書類提出先
アーツカウンシルさいたま 研究アソシエイト係
住所:336-0024 さいたま市南区根岸1-7-1 さいたま市文化センター4階
TEL:048-767-5350 (祝日を除く火曜~土曜 10時~17時)
Mail:artscouncil●saitama-culture.jp ※●を@に変えてください。