さいたま市内には、美術館や文化会館などのアートスペースの他にも創造的な活動を行っている場所が沢山あります。
その場所は、福祉、環境、教育など、様々な領域に広がっており、今回はその領域を横断して、場所〔ところ〕での活動〔なにする?〕をアーティストと共に体験して巡る全6回のツアープログラムを開催します。
そして、豊かな創造活動を営み、誰でも参加できる場所を「さいたまアーツコモンズ※」と捉え、その場所で過ごした時間を語り合います。
このプログラムでは、「さいたま国際芸術祭」などの 取り組みにより創出された、市民などによる文化芸術活動の継続・発展を図るとともに、日常的に文化芸術に親しむ環境づくりを進めます。
第4回目のツアー会場は、南区別所の【ヒアシンスハウス】と【STUDIO・45】です。
ヒアシンスハウス、STUDIO・45でボランティアガイドや詩の制作を体験した後、案内役を交えて体験した内容や場所について語り合います。
「アート」に関心がある方、さいたま市内の「場所」や「活動」についてもっと知りたい方、「アーティスト」と時間を過ごしたい方など、みなさまの参加をお待ちしています!
※コモンズ…共有地。
日時 |
2024年11月30日(土)13:30~16:00(受付13:00~) |
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会場 |
ヒアシンスハウス(住所:さいたま市南区別所4-12-10別所沼公園内)、 |
案内役 |
向坂くじら(アーティスト)、小泉文(場所の人)、ヒアシンスハウスの会メンバー(場所の人)、三浦匡史(ファシリテーター) |
プログラム |
①ボランティアガイドの話を聞く(場を知る) |
定員 |
15名 |
参加費 |
無料 |
申込み |
2024年10月8日(火)10:00~受付開始(先着順)
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企画協力 |
石上城行(アーツカウンシルさいたまアドバイザリーボード委員・彫刻家)、小西悟士(埼玉大学教育学部附属中学校教諭) |
お問い合わせ |
アーツカウンシルさいたま |
令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点事業 |
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向坂 くじら(詩人)
1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt. クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書にエッセイ集『夫婦間における愛の適温』『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)、小説『いなくなくならなくならないで』(河出書房新社)ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。
※プログラム②担当 -
小泉 文(STUDIO・45代表)
両親から引き継いだ白い空間で既存の枠に囚われず、「何もない」「何にもなれる」場所を目指している。
※プログラム②担当 -
ヒアシンスハウスの会
「ヒアシンスハウス」を維持管理すると共に、芸術と自然への愛と共感を育むシンボルとして活用することを目的に設立された団体。
※プログラム①担当 -
ファシリテーター
三浦 匡史(都市づくりNPOさいたま理事・事務局長、個人事務所地域生活デザイン代表)まちづくりに関する調査、計画、設計を専門領域としつつ、さまざまな市民活動のつなぎ役として活動。
※プログラム③担当