さいたま市内には、美術館や文化会館などのアートスペースの他にも創造的な活動を行っている場所が沢山あります。
その場所は、福祉、環境、教育など、様々な領域に広がっており、今回はその領域を横断して、場所〔ところ〕での活動〔なにする?〕をアーティストと共に体験して巡る全6回のツアープログラムを開催します。
そして、豊かな創造活動を営み、誰でも参加できる場所を「さいたまアーツコモンズ※」と捉え、その場所で過ごした時間を語り合います。
このプログラムでは、「さいたま国際芸術祭」などの 取り組みにより創出された、市民などによる文化芸術活動の継続・発展を図るとともに、日常的に文化芸術に親しむ環境づくりを進めます。
第3回目のツアー会場は、岩槻区の【岩槻駅東口コミュニティセンター】です。
伝統工芸から工業製品までモノづくりが盛んな岩槻エリアを拠点に、工業団地の取り組みやアーティストの表現活動について共有した後、アートの側面からモノづくりの魅力を体験できる場づくりについて語り合います。
「アート」や「工業団地」に関心がある方、さいたま市内の「場所」や「活動」についてもっと知りたい方、「アーティスト」と時間を過ごしたい方など、みなさまの参加をお待ちしています!
※コモンズ…共有地。
日時 |
2024年11月8日(金)14:00~16:30(受付13:30~) |
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会場 |
岩槻駅東口コミュニティセンター5F アトリエルーム |
案内役 |
懸谷直弓(アーティスト)、松浦広展(場所の人)、三浦匡史(ファシリテーター) |
プログラム |
①工業団地について理解を深める(場を知る) |
定員 |
15名 |
参加費 |
無料 |
申込み |
2024年10月8日(火)10:00~受付開始(先着順) |
協力 |
彩の国工業団地連携協議会 |
お問い合わせ |
アーツカウンシルさいたま |
令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点事業 |
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懸谷 直弓(美術作家)
都市銀行の勤務を経て、2014年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科で学ぶ。2018年より自身の作品「2.5次元の触覚」をきっかけにアートと町工場を繋げる活動を始め、2021年に「川口まちこうば芸術祭」を企画。2022年より余技アトリエ株式会社の立ち上げに関わり、国内外のラグジュアリーブランドなどのマテリアルデザインを行う。「愛に触れる手段」をテーマに作品制作をしている。
※プログラム②担当 -
松浦 広展(彩の国工業団地連携協議会 理事兼事務局長)
埼玉県内の工業団地をネットワーキングし、働く人・企業・地域が輝くオープンファクトリー活動を国内外で支援。
※プログラム①担当 -
ファシリテーター
三浦 匡史(都市づくりNPOさいたま理事・事務局長、個人事務所地域生活デザイン代表)まちづくりに関する調査、計画、設計を専門領域としつつ、さまざまな市民活動のつなぎ役として活動。
※プログラム③担当