さいたま市内には、美術館や文化会館などのアートスペースの他にも創造的な活動を行っている場所が沢山あります。
その場所は、福祉、環境、教育など、様々な領域に広がっており、今回はその領域を横断して、場所〔ところ〕での活動〔なにする?〕をアーティストと共に体験して巡る全6回のツアープログラムを開催します。
そして、豊かな創造活動を営み、誰でも参加できる場所を「さいたまアーツコモンズ※」と捉え、その場所で過ごした時間をゲストを交えて語り合います。
このプログラムでは、「さいたま国際芸術祭」などの 取り組みにより創出された、市民などによる文化芸術活動の継続・発展を図るとともに、日常的に文化芸術に親しむ環境づくりを進めます。
第1回目のツアー会場は、浦和区常盤にある【Cookie & Deli マーブルテラス 】 です。
埼玉県内の福祉作業所でつくられた手づくりのクッキーを楽しめるカフェ:マーブルテラスで、アーティストとともにマーブルテラスに集う人たちとの交流や、新しいカフェメニューの考案などを体験した後、ゲストを交えて体験した内容や場所について語り合います。
「アート」や「マーブルテラス」に関心がある方、さいたま市内の「場所」や「活動」についてもっと知りたい方、「アーティスト」と時間を過ごしたい方など、みなさまの参加をお待ちしています!
※コモンズ…共有地。
| 日時 |
2024年9月28日(土)13:30~16:00(受付13:00~) |
|---|---|
| 会場 |
Cookie & Deli マーブルテラス |
| 登場人物 |
テンギョー・クラ(アーティスト)、若尾明子(場所の人)、三浦匡史(ファシリテーター) |
| プログラム |
①カフェメニューを考えてみる(場を知る) |
| 定員 |
30名 |
| 参加費 |
無料 |
| 申込み |
※定員に達したため、申込み終了しました。 |
| お問い合わせ |
アーツカウンシルさいたま |
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令和6年度 文化庁 文化芸術創造拠点事業 |
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本事業についてさいたま市内の6つの「アーツコモンズ(誰もが参加できる文化的な共有地)」を巡り、その場所で日々営まれていることと、6名のゲストアーティストの表現を体験するプログラムです。 プログラムでは、福祉・教育・環境・工業・地域活動まで幅広い活動を行っている人と場所をアーティストと共に訪ね、そこで生まれる表現活動との関係を探ります。 「さいたま国際芸術祭2020・2023」の2回の芸術祭で実施した市民プロジェクト「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」を通して培った「人と場所と表現の関係」をさらに深め、生活都市さいたまで、「アーツコモンズ」がより身近になり、日々の暮らしの中でアートに参加する習慣が生まれることを目指しています。 プログラムの構成についてこのプログラムのポイントは、その場の活動を「見たり、聞いたり」するだけではなく実際に「体験」してみて、場や活動に参加する人同士が相互に知り合い、その上でアーティストの表現も体験することです。 それによって、場、人、表現による触発や、新たな活動が派生して生まれてくることを期待しています。 そして、さいたま市内にこのような「アーツコモンズ(誰もが参加できる文化的な共有地)」があることで、日々の暮らしが創造的で豊かになるのではないかと考えています。 【各回の構成】
プログラムのアーカイブ
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テンギョー・クラ(ヴァガボンド、ストーリーテラー)
アジア、ヨーロッパ、南米、アフリカ等、世界各国にヴァガボンド(よそ者)として
滞在し、国内外の福祉施設と交流しながら、ストーリーテラーとして活動。
※プログラム②担当
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若尾明子(NPO 法人クッキープロジェクト 代表理事、マーブルテラス代表)
「NPO 法人クッキープロジェクト」により、障がいのある人もない人も、まぜこぜに
なって暮らす社会をつくる活動を推進。
※プログラム①担当
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ファシリテーター
三浦 匡史(都市づくりNPOさいたま理事・事務局長、個人事務所地域生活デザイン代表)
まちづくりに関する調査、計画、設計を専門領域としつつ、さまざまな市民活動のつなぎ役として活動。
※プログラム③担当




