お父さんへの想いが詰まった「SUTDIO・45」
カメラマンのお父さんが運営していた写真撮影スタジオの「SUTDIO・45」。オーナーの小泉さんは病床に倒れたお父さんと向かい合ううちに、アーティストでもあったお父さんの芸術について、また闘病中の父に自分は何をできたのかを考え、それまで興味のなかったアートと福祉に関心を持った。そしてうらわ美術館、東京都美術館企画展のボランティア、東京藝術大学の「アート×福祉」をテーマにしたDOORプロジェクト、さいたま国際芸術祭2020のサーキュレーションさいたまや一般公募枠での企画展への参加を経て、まちの写真スタジオ「SUTDIO・45」をオープンさせる。
居心地の良い地元コミュニティの憩いの場
ここは写真スタジオとして活用するだけではない。地元のコミュニティの憩いの場として、万人がよりよく生きたいという想いをかなえられる場所、様々な人がフラットに集える居心地の良い場所づくりを目指している。
また、県立の小児病院ボランティアの経験や小学校の登下校に付き添い子どもたちと触れ合った経験から、子どもたちに寄り添いたいという想いも強い。
さまざまなイベント開催による
「SUTDIO・45」の広がり
オープンした2021年10月には障がいと健常の境界線を考える上映・対話会、舞踏パフォーマンス・WS、みとりし上映・対話会を行った。今後も小泉さんが自身で企画したイベントの開催を行っていくとともに、居心地の良い地元コミュニティの憩いの場づくりをめざす。
ちなみにこのスタジオはさいたま国際芸術祭2020サーキュレーションさいたまの仲間、「さいたまde海賊」の拠点でもある。
住所 |
さいたま市浦和区高砂4-3-1高砂サニーコーポ103 |
---|---|
電話番号 |
080-9691-4554 |
代表 |
小泉 文 |
HP/SNS | |
さいたま国際芸術祭レガシー事業 さいたまアーツセンタープロジェクト・市民サポーター事業(2021年度) |