夢中飛行はどこにある?
大宮駅から徒歩で約 8 分。一の宮通りを氷川参道に向かって歩いた先の ks’氷川の杜というマンションの 2 階に夢中飛行はある。一の宮通りは古着屋や美容院が多く立ち並んでおり、人通りも多い通りだが、この店は知る人ぞ知る隠れ家のよう。 店外には通りの雰囲気にマッチした可愛らしい看板が設置されている。初めて来る人はお店を見つけた時のワクワク感も楽しめるので是非探してみてほしい。エレベーターで2階へ行けば、大きな BOOK の文字と明るい店主の直井さんがみんなを歓迎してくれる。
本と喫茶 夢中飛行ってどんな場所?
シェア本棚・新刊書店がくっついた本屋と、喫茶店・作家の作品に出会えるショップが組み合わさった場所。そんな店内は本棚オーナーや作家の個性で溢れている。
本棚オーナーには月3,000円でなることができ、60×30cmの本棚で自分のオススメする本を貸したり販売したりできる。またオーナーにならずとも年会費500円で年中本を借りられる会員になることもできる。
本を借りた人からコメントを書いてもらえる仕組みがあるのも魅力の一つだ。その場にいなくとも、本を介して人と人のつながりが自然と生まれる。そんな場所だ。
オープンの経緯
学生の頃から本や言葉に興味を持っていた店主の直井さん。社会に出てからローカルメディアと出会い、街の人々とつながりを持ちながら活動することを経験しその大切さを知った。その経験を地元で活かそうと北浦和の住まいをひらき新刊書店を始め、地域のみんなと一緒に書店を盛り上げたいという思いからシェア本棚も始めた。「本の前では肩書きのない自分でいられる」とお客さんが言ったことも、直井さんがこのような居場所を開くきっかけになったそうだ。
様々な思いが集まって、現在の夢中飛行ができている。
店主直井さんの目標と夢
「本棚オーナーさんや地域の本好きな人たちの色々な価値観に触れられる。自分の信じられるものや叶えたいことが素直に発信できて、みんなの夢が広がる場所になれば素敵だと思う。夢に一歩近づくために背中を押したり押されたりしながら、みんなが前向きな気持ちになれる場所になるといいな。それが目標。」と直井さん。
そして夢は「日本一の本屋になる」こと!!
本好きな人も、本を読んでみたい人も、どんな人でも何か新たな出会いや発見がありそうな場。目的なくふらっと立ち寄ってみるのもいいかも。