ギャラリーを浦和で開いた理由
小林さんは、大学生の頃から画廊に勤める「ギャラリスト」であった。そのため、いずれは地元の埼玉でギャラリーを開きたいと思っていた。「都内でなければ観られない」ものを埼玉でも楽しめるようにしたい、という思いもあった。その夢をPepin を開くことによって実現させた。
埼玉の中でも東浦和にギャラリーを開いたのは、自宅が位置する身近な地であることと、浦和はアートで繋がれる場所が数多く、しかもそれが広がっている土地柄だということが大きな理由だ。
どのような活動をしているのか
「質は高く、敷居は低く」をモットーに、日常にアートがある場を実現している。アーティストはもちろん、さいたま国際芸術祭のサポーターや地元の子どもたちも来廊する。また、ギャラリー外でも他のお店や団体などと提携して、「アーティストとはなそう」をはじめとした異業種・異分野交流会なども企画実施している。
アーティストの生き方を多くの人に知ってもらい、アーティストが胸を張って生きられるような世の中を目指している。
アートとは
「人の営み」であると考えている。アートとは、アーティストのものに限らず、全ての人のもの。一般的な「アートはおしゃれなもの」というイメージとは少し違う。
アートは、切りとり方や見方によって感じ方が異なるものであり、技術などを観る美術品とは区別されるものであると考える。
どのような場・施設があると良いか
街を知るためには、まずその街の人々を知る必要があり、人々と接する機会があるとよい。
例えば、「今週はこの人がいます」というように、その場所に足を運べば、いつでもその人(アーティスト)と話せる場所があるとよい。Pepinはそれを目指している。
また、旧中山道にある設備機器の側面を活用した子どもたちの絵画作品の展示がとても良いと感じているが、その取り組みを知らない人に、その存在や目的が周知されるきっかけがあればよいと考えている。
住所 |
さいたま市緑区大牧1470-10 |
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電話番号 |
090-9955-4275 |
代表 |
小林 優佳 |
HP/SNS | |
さいたま国際芸術祭レガシー事業 さいたまアーツセンタープロジェクト・市民サポーター事業(2021年度) |